
「いつ、やめたらいいのかわからない」
治療を始めたとき、あなたはきっと希望を持っていましたよね。
「きっと、がんばれば授かれる」
「これが最後のチャレンジになるかも」って。
でも、思うようにいかない日々が重なっていくと、
だんだんと「どこまで頑張ればいいのか」がわからなくなっていきます。
そして気づくのです。
“ やめ時 ” には、正解がないことを…
「やめる= 諦める、ではない」
治療をやめる決断には、想像を超えるほどの勇気がいります。
「ここで手放したら、もう戻れない」
「自分のすべてを否定することになるんじゃないか」
そんな思いが、あなたの心を縛ってしまう。
でも私は、伝えたい。
やめることは、あなたが負けたわけでも、弱いわけでもない。
どこで区切るか、どう生きていくかを “ 自分で選ぶこと ” は、尊い力です。
「この経験を、“ 傷 ”ではなく あなたの“ 物語 ”に変えていく」
不妊治療を経験した人は、
それだけで他の誰よりも“ 深い感受性 ”と“ 優しさ ”を持つようになります。
自分が感じた痛みや孤独を知っているから、
誰かのつらさにも、静かに寄り添えるようになる。
そうやって、あなたの人生は、人には語れないほど深く、美しい物語になっていく。
治療の有無に関わらず、
あなたという人がこの世に生きているだけで、意味があるのです。

「いま、心の中にある本音を大切にしてほしい」
ここまで読み進めてくれたあなたは、
きっと今もなお、迷いながら、心を抱えながら生きているのだと思います。
もしかしたら、
「もう限界かも」
「でも、まだ諦めたくない」
そんな矛盾する気持ちが同時にあるかもしれません。
どちらの気持ちも、どんな形も、あなたの一部です。
それをジャッジせずに “ そのまま ” 話せる場所があったなら、
少しは心が楽になるかもしれません。
「あなたの物語の続きを、一緒に見つけていきませんか?」
私は助産師であり、心理カウンセラーとして、
これまで多くの方の “ 治療と人生の間 ”に立ち会ってきました。
答えを出すためではなく、
あなたが本当に望んでいることに気づくための時間を、私は一緒に持ちたいと思っています。
・もう誰にも話したくないと思っている方
・パートナーにも言えないモヤモヤを抱えている方
・自分を責めてしまう時間が長くなってきた方
そんな方にこそ、そっと寄り添えたら嬉しいです。
どうか、“ ここまで頑張ってきた自分 ” を、
これから先も優しく抱きしめてあげてください。
あなたがどんな道を選んでも、あなたの人生は、
ちゃんと価値のあるものです。
この5回のコラムが、少しでもあなたの心に届いていたら。
そして、もし「もう一歩踏み出して話してみようかな」と思えたら、
あなたのタイミングで、カウンセリングの扉をノックしてくださいね。
私が、ここでお待ちしています。
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