みなさん こんにちは。
【夫婦問題専門】関係修復カウンセラー の 佐々木 陽子です
心理カウンセラー「公認心理師」であり、結婚相談所の「結婚カウンセラー」でもあり、
妊娠・出産という家族の一大イベントに身近に寄り添う「助産師」という
異色の肩書きを持つ カウンセラーです
今日は、【仲良し夫婦の秘訣:夫は〇〇、妻は〇〇をやっていますか?】というテーマでお話ししたいと思います
カウンセリングのご相談は、仲良し夫婦ではな人たちのご相談ばかりですが、
もともと多くのご夫婦は、仲良く、愛し合って 結婚へと導かれたのだと思います
そんな関係、遠い昔のこと・・・
そう言われてしまいますが、仲が良かった時のことを思い出してみてください
仲良くできていたはずなんです
なぜならば、もともとは 仲良し夫婦の秘訣になっていることをしていたからなんです
男は尊敬されたい
多くの男性は、尊敬されることを求めているといいます
実際、尊敬されると自分の心が満たされ、家庭のため、妻や子どものために 俄然やる気が出て
頑張れるの方が多いのではないでしょうか
でも一体、尊敬ってどういうこと?
と思いますよね。
一言に、尊敬と言っても難しいかもしれません。
実際、どうしたら尊敬されるか、ということがポイントです
尊敬される男性とは、まず信頼できる存在であるということが重要です。
優しさや思いやり、責任感を持ちつつ、パートナーのことをしっかりサポートする姿勢かもしれません。また、自分を律する強さや、柔軟性を備え持ち、謙虚さがあることも重要かもしれません
多分、結婚する前や、新婚のハネムーン期(2-3年頃)は
パートナーから
「あなたって 優しい人ね」「思いやりがある人ね」などと言われたり、
「あなたってすごい!」「リードしてくれて嬉しい!」
という言葉ももらったことはあるのではないでしょうか
女性からのその言葉や、自分自身を信頼してくれているその態度そのものに
男性は満たされているはずです
またある男性は、
愛する人とのセックスによってこそ “自分は大切に扱われている”
と感じる方もいます
つまりは、パートナーの性的な求めに応えることは、
男性への尊敬の表現と同じことをしている、とも言えます
尊敬された男性は、女性のことを大切に関わろうとしていきます
もっともっと相手のことを愛そうとも努力していきます
そして、不思議とどんなことでも頑張れるパワーをもらるのです
ただ、自分には「尊敬が必要なんだ」と 改めて 気づいている男性はそんなに多くありません。
女性は愛されたい
多くの女性は、愛されたいと願っています
女性が愛されていると感じる一つの要素には
パートナーに理解されているという安心感、があるのではないでしょうか
多くの女性は、相手に “共感してもらうこと” を望んでいます
悩みや苦しみ、日々の出来事をなんでも素直に話、分かち合える存在がいること、
自分のために聞いてくれているな、わかろうとしてくれているな、ということを感じれば感じるほど
愛されているという実感が湧くことが多いでしょう
特に、男性と違って女性は、 結論ありきの会話やコミュニケーションではなく
そこに至るまでの出来事、感情のプロセスを重要視していることが多いので、
男性にとっては、無駄話のように感じることも多いでしょう
でも、「私を認めてほしい」「わかってほしい」という気持ちから女性は全てを話しているのです
そこに、思いやりと優しさをもって関わってもらえたなら、
パートナーのその配慮や気遣いを心から感じ、大切にされているという実感を得て
幸せを感じることができるでしょう
男女の「正のサイクル」と「負のサイクル」
みなさんは、結婚前の交際中や結婚後のハネムーン期(2-3年)は
男性は女性を愛し、女性は男性を尊敬していたのではないでしょうか
それを私は「正のサイクル」と呼びたいと思います
お互いに求めているものが、相互に作用しあい、とても良い循環のサイクルが回っているのです
ですが、この「正のサイクル」「正しいサイクル」が崩れると
一気に冷え切った関係になっていくのです
「私を愛してくれない人をどうやって尊敬しろっていうのよ!」
「俺を必要としない(尊敬していない)奴に、どうやって愛せというのか!」
こうなっていくと、「負のサイクル」へと転換されていってしまいます
夫婦が仲良くいられない時には、こうなっていませんか?
夫婦カウンセリングをする時、この話を聞くと 多くのみなさんが納得されます
それは自分たちの状態を重ねてみる時、まさに「負のサイクルに入っている」と感じられるからです
夫婦カウンセリング(どちらかのカウンセリングでも)
夫婦がうまくいかなくなった時、仲良くなくなって冷え切った関係になった時、
夫婦二人でカウンセリングを受けてくださる方もいます
あるいは、妻から、そして夫から、という相談も多くあります
もともとは女性専門カウンセラーとしてカウンセリングをするつもりでいたのですが、
結構男性からのカウンセリングも多いのです
その理由が、私が心理カウンセラーでもあり、助産師でもあるという経験からのようです
未婚の男性は「助産師」という職業をあまりイメージできない方がいますが
特にお子様がいて、妊娠中また出産後の方は、助産師に出会い、身近に感じてくださっているようです
妊娠中、産後にも夫婦関係トラブルによる関係回復のために、
病院でも何度もカウンセリングを行なってきました
ちょっとした工夫と努力で、夫婦関係は改善していくことが多いなというのを目の当たりにし、
そのお手伝いをさせていただきたいと思うようになりました
先日、カウンセリングさせていただいた Kさんは、こう仰ってくださいました
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夫婦問題は、第三者が入らないと変わらないんだなと思いました
お互いの主張がありぶつかることはあっても、
第三者の誰かに話を聞いてもらったり、
相談して言われたことが案外お互いに響いていたなと感じます
家族は第三者にはならない、ということも気づきました
専門家に双方の意見を聞いてもらい、
お互いに冷静に考える時間ができたことでお互いのことをより理解ができたと思います
最近、友達に夫婦カウンセリングを受けたことを伝えると、とても興味をもっていました
幸せそうに見える夫婦も、実は色々とある
結構周りには相談できない人もたくさんいるけれど、
自分たちで抱えず、誰かに頼ることの必要性を伝えたいです
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約半年のカウンセリングで、夫婦の絆を取り戻した方でした
夫のみなさん、妻を愛していますか?
妻のみなさん、夫を尊敬していますか?
これが、一番の仲良しの秘訣です
みなさんも、夫婦関係の問題に悩む時には時間をかけずに、早めにご相談してほしいと思います
そして、このブログがどなたか悩める方の参考になれば嬉しいです