自分を生きるという目覚め

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はじめに

みなさんこんにちは。
パートナーシップ 専門心理師の佐々木 陽子です。
ブログを読んでくださって、ありがとうございます。

今日、私がこの文章を書こうと思ったのは、誰かの経験談としてではなく、
これは 「人生の真実」だと、心から伝えたいことがあるからです。

誰しも、自分の外側に合わせて生きてしまうことってありますよね。
「こうあるべき」「ちゃんとしなきゃ」と努力するほど、
いつの間にか、ほんとうの自分の気持ちが置き去りになってしまうこと、ありませんか?

でも、どんなに覆い隠されていても、
わたしたちの内側には、本当の声、ほんとうの輝きが確かにある――
私は、それを伝えたいのです。

だからこそ、このブログでは、
「自分を生きるという目覚め」について、
一人の人間として、助産師として、心理師として、
そして何より、真実を求めてきた私自身の言葉で綴っていきたいと思います。

――内側の声に耳をすませて

私たちは、いつのまにか「こうあるべき」という枠の中で生きていることが多いように思います。
誰かの期待に応えようとして、自分を後回しにしてしまったり、
「これが正解」と信じて歩いてきた道の先で、ふと息が詰まるような感覚に襲われることがあります。

思えば、私自身もそうでした。
与えられた役割を一生懸命こなし、周りに迷惑をかけないようにと必死に頑張ってきた。
でも、どこかで「本当の私は、こんなふうに生きたかったわけじゃない」と、心のどこかが叫んでいました。


内側の目覚めは、ある日突然やってくるわけではない

内側の目覚めとは、ドラマチックな出来事として現れるとは限りません。
それは、人生の中で訪れる静かな「違和感」として始まることもあります。

たとえば、こんなふうに感じるときかもしれません

  • 原因のはっきりしない身体の不調
  • どれだけ頑張っても埋まらない人間関係の虚しさ
  • 大切にしていたはずの仕事が、急に自分を苦しめるものに感じる
  • 「ちゃんとやっているのに、なぜか満たされない」という感覚

そうした “ 生きづらさ ” の奥にある声に耳を傾けてみても、
はっきりと何かに気づけるとは限りません。
けれど、ふとした瞬間に、こんな感覚がよぎることがあるかもしれません。
「何かがおかしい」「これが私のほんとうの生き方なのか」と。


わたしたちの中には、ほんとうの声がある

私たちの心の奥には、小さくても確かな “ ほんとうの声 ” が息づいています。
それは、「もっと自由に生きたい」「自分を大切にしたい」と願っている声。

でも、社会や家庭、仕事の中での役割や期待に応えるがあまり、
その声に気づいても見ないふりをするしかなかったかもしれません。

けれど、体や心は正直ですね。
無理をしていると、どこかにひずみが出てきます。
決してそれは、あなたが弱いからではなく、
「本当の自分に気づいてほしい」というサインです。


問いかけから始まる、ほんとうの人生

目覚めのきっかけは、答えを探すことではなく、 “ 問いを持つこと ” から始まります。

  • この生き方を、私は本当に望んでいる?
  • 誰のために、何のために、こんなにも頑張っているの?
  • 本当は、どんな私でいたい?
  • もし、誰にも責められないとしたら、どう生きたい?

問いに「正解」はありません。
でも、その問いを自分自身に投げかけることが、
「あなたらしい人生」の始まりになるのです。


立ち止まることは、決して間違いじゃない

いま、もしあなたが人生のどこかで立ち止まっているのなら、
それはあなたがダメだからではありません。

それは、これまでとは違う道を生きる準備が始まっているということ。

「正しさ」よりも、「誠実さ」に生きる。
誰かの期待よりも、「自分の心に正直に」生きる。

そんな目覚めのプロセスを、私は心から応援したいと思っています。


あなたは、あなたのままで、ちゃんと意味がある

私たちは、何かを “ 成し遂げた ” ときだけに価値があるのではありません。
苦しくても、迷っていても、立ち止まっていても――
あなたの存在には、ちゃんと意味があります。

自分の心の声を聞くこと。
その声に、そっと手を伸ばしてあげること。
それこそが、「あなたを生きる」第一歩になるのです。


Inner Glowという名に込めた想い

私がこのサロンに「Inner Glow」という名前をつけたのは、
その “ 内側にある輝き ” こそが、
あなたがほんとうの自分として生きる力になると信じているからです。

誰かのものではない、あなた自身の光を思い出すこと。
それが「自分を生きるという目覚め」への入り口になると、私は思っています。


今日という日に、どうかご自分に優しくありますように。
そして、内側の声に耳をすませる静かな時間を、ほんの少しでも持てますように。