みなさんこんにちは。
【夫婦問題専門】関係修復カウンセラーの佐々木陽子です。

心理カウンセラー「公認心理師」であり、結婚相談所の「結婚カウンセラー」でもあり、
妊娠・出産という家族の一大イベントに身近に寄り添う「助産師」という
異色の肩書きを持つカウンセラーです。

今日は「夫婦の関係に悩んでいるあなたへ。離婚を迷っている理由と向き合うためのステップ」というテーマでお話ししたいと思います。

離婚を迷っている理由と向き合うためのステップ

「夫婦関係の悩み」というのは決して珍しくはなく、どこかで限界が来ると、離婚というワードが頭をよぎることもあると思います。どの夫婦にでも、一度や二度、いやそれ以上経験はあるのではないでしょうか。

夫婦関係問題を抱えた渦中にいると自分たち夫婦だけに問題があるように思い、苦しまれると思いますが、最近では、外部のストレスや生活の変化などが影響して、離婚を考えてしまうケースも少なくありません。しかし、離婚という選択は一朝一夕で決めるべきものではありません。離婚を迷っているあなたには、まず冷静な状態で自分と向き合い、理由をしっかりと把握することが重要だということをお伝えしたいです。

離婚を迷っている理由を客観的に見つめ直す

離婚を迷っている理由は人それぞれ異なりますが、一度客観的な視点で自分たちの関係を見つめ直すことが大切です。自分の感情に振り回されず、冷静に「なぜ離婚を考えているのか」という理由をリストアップしてみましょう。例えば、コミュニケーション不足、価値観の違い、浮気など、具体的な問題点を洗い出すことで、問題に対する解決策も見えてくるかもしれません。

カウンセリングや専門家の意見を聞く

離婚を迷っているときには、一人で悩みを抱え込むのではなく、カウンセリングや専門家の意見を聞くことはとても有効です。

普段、子育てで忙しく自分でじっくり自分の思いを巡らせる時間もない方が多いですが、カウンセリングの時間は、あたなだけのための時間を作ります。誰にも言えない思いを話すことからでも、自分の本当の思いに気づくこともできますし、何より誰かに話すことだけでも、ずいぶん気持ちが軽くなるものです。

心理カウンセリングやカップルカウンセリングを受けることで、客観的なアドバイスや解決策を得ることができます。また、友人や家族に相談することで新たな視点を得ることもできるかもしれません。

夫婦間のコミュニケーションを大切にする

離婚を迷っているときこそ、夫婦間のコミュニケーションが大切です。ですが、コミュニケーション方法って、学校で習う訳でもなく、案外どうやってやるの？と思ってしまうことも多いと思います。

まずはお互いの気持ちや考えを正直に伝え合ってみましょう。誤解や不満を解消する一歩になるかもしれません。それでもうまく伝わらない場合は、これも夫婦カウンセリング、心理カウンセリングでコミュニケーション方法を学びながら、成長できるといいと思います。

特にお子様がいる家庭は、夫婦二人だけのデートなんてしばらく持ってないな・・・という方も多いと思いますが、定期的なデート時間を持つこともおすすめです。また二人だけのコミュニケーションが取れる場、時間を設けることも、関係改善につながるはずです。

ルーティンを崩して新たなことにチャレンジする

日常のルーティンが関係のマンネリ化を招くことがあります。離婚を迷っている状況から抜け出すためには、新たなことにチャレンジすることも一つの方法です。一緒に趣味を始める、新しい場所に出かけるなど、日常を少し変えることで新たな視点や感情が生まれるかもしれません。交際中に出かけた思い出の場所巡りもいいですね。